
その夜ペンちゃんは食後のおやつのとき、お母ちゃんにも
本ホケキョがおしえてくれたお宿の近くで売ってた名物おやつのことも
色々くわしくお話したのどした。
「で、ね、お母ちゃん、このマカロンにね、1個だけ違う色のん入っとったでしょ!」
「ん?ん〜〜?そうやったかしら〜〜?そういえば〜〜う〜〜ん。」
「ふにゃ!お母ちゃんが今日の宴の時、お皿の一番上にのせてくれとったちょっと濃い色のんのことやないの〜〜。もう・・・ボクが食べたからなくなったけど〜〜。」
「ああ・・そういえば!ほほほ!お母ちゃん、今日はあわてて宴のご準備したから〜〜よく見てへんかったんよ〜〜。」
「んまあ!300個に1個しかない幻のマカロンなんやって!お母ちゃん、見てへんかってんね!もう〜〜幻やったのに〜〜。チャンスのがしとるやないの〜〜。ぴぴ〜〜。」
「まあ〜〜。ペンちゃん、そんなんもっと早よう言うてくれやなイカンやないの〜〜。ほほほ!」
おヒナのおやすみ時間がくるまでこんなお話はつづいたのでした。