
「何もいらんからね!!」と思わず叫んだペンちゃんやったんどすが・・
お母ちゃんはまるでそんなペンちゃんの言葉はきいていなかったような感じのフリをしてやっぱり他のお店でいっぱいおいしそうなものをたくさんかってくれたりして・・・
お帰りの道はお母ちゃんの両手はまたしてもいっぱいやったんですって。
「ペンちゃん。せっかくお出かけしたからお帰りの道はちょっとだけ遠回りして帰ろうね。ここの通り、きれいでしょ〜〜。ペンちゃんの大好きな落ち葉のカーペット、もう出来とるね〜。見てる〜〜??ペンちゃん」
お母ちゃんは両手いっぱいのお荷物をもったまま背中のペンちゃんにはなしかけてくれたんどすが・・・
なんだか悲しくって
でもお母ちゃんのお背中があったかくて・・・
ペンちゃんは
「うん・・・」って一言だけしかお返事ができなかったんですって。