
あんなにグタグタな姿で現れ、ニコニコ笑いながら3万円も置いていってしまったおっさん・・・
「ペンちゃん・・このお礼、多すぎるんよ〜。あのおっちゃん、ペンちゃんのおかげでよっぽどお幸せなご気分になったんやろね・・」
こうして・・・
お客さんお一人だけをお迎えしただけで激烈な「売り上げ」を計上してしまったペンちゃんの「ちっこい占いのお店」、これ以上儲かってしまうとえらいことになるんで・・これにて閉店することになったのどした。
「おっちゃ〜〜ん!お幸せにね〜〜!!ぴぴ〜〜!!」
おっさんのお姿はもうすっかり遠くになってちっこくしか見えなくなっていたんどすが・・・風にのってひびくペンちゃんの
「ぴぴ〜〜〜!!」
の声に、振り返ってお手手を振っていたように見えた、とか・・・