
「ふふふ。ちょっと〜ホッピー。
ポッピーは本当にあんたの弟ホケキョの生まれ変わりなんじゃないの〜。
甘えん坊なところ、あんたとポッピーはそっくりじゃないの〜。
よしよし。なでなで。ホッピー、いい子。いい子。
これからもがんばりんちゃいよ。がんばりんちゃいよ〜〜。」
「ホケキョ〜〜〜」
(え〜〜〜ん。
ボクも・・・ポッピーは本当の弟ホケキョと思ってま〜す。
え〜〜ん。ペンちゃ〜ん。ボク、がんばるからね!
ずっと、ずっと、がんばるからね!え〜〜ん。)

優しくて賢い若ホケキョの うめお と ささお は
ポッピーがホッピーの本当の弟ホケキョではなかったことも
いつもしっかり者のホッピーがこっそり泣いていたことも
聞こえなかったし
見えなかったことのようにお空のほうを向きました。
ポッピーだけがひとりで「お兄ちゃん・・・」とつぶやいて
泣いておりました。