
「はいどうぞ〜〜。ホケキョおヒナ兄弟のみなさ〜〜ん。ごはんですよ〜!
たくさんありますよ〜。ふふふ。」
「ケキョケキョ〜!」
(あ〜〜ん。こっちで〜〜す!)
「ホケキョ〜〜。」
(あ〜〜ん。ボクにもくださ〜い!)
そういえば・・・
確かポッピーは生まれてすぐに親ホケキョも兄弟ホケキョもいなくなったと
ホッピーは言っていたけれど・・・
ポッピーは
生まれてすぐのおヒナの頃
こうやってほかのホケキョたちと【あ〜ん】とごはんを取り合った記憶は
あるのかしら・・・
ないのかしら・・・
そんなことをふと思ったペンちゃん。

おそらくホッピーも今、同じことを考えて
涙がちょびっと こぼれるのでした。