
「ねえねえ。お母ちゃ〜ん。いっぱい作ってね〜〜♪
良い子のペンちゃんからのお願いよ〜♪」
とか言うて
お母ちゃんにくっついていくペンちゃん。
負けじとばかりに
そっくりペンちゃんも
「お母さ〜ん。ちっこいスカーフがいっぱいほしいんで〜す♪
かわいくて良い子のそっくりペンちゃんからのお願いで〜す。」と
くっついていったりして。
「ほほほ。わかっておりますわよ〜。
お母ちゃんは今、針をもっておりますのであんまり近づくと危ないですわよ〜。
みなさん、落ち着いて、落ち着いてお待ちくださいね〜。」
・・・自称『良い子』のちっこい子たちにふにゃふにゃ言われながら
母はせっせとスカーフを縫うのであった・・・