
「そうですわねえ・・・ちっこいお客様・・・
これがあの子たちのくらしですわねえ。
さすが ちっこいお客様はわかっていらっしゃいますわね。
ちゃんと旅立たせてあげたんですのね。
あの落第生の子はまた次の春、ケロッとしてここに帰ってきますわよ。
楽しみですわねえ。
またその時はお客様にいっぱい甘えるに違いありませんわよ。ねえ。」
「うん。うん。そうよねえ。
そうなのよねえ。うう・・・きっとまたここでいっぱいお遊びする気よねえ。
ペンちゃんにくっついて離れない気よねえ・・・」
「ええ。そのとおりですわよ〜。きっとそうなりますわよ〜。」