【142】旅回りの風呂屋さんよ！

「はっ！あの方よ！あの方が
旅回りの露天たらい風呂屋を経営しとる方ですわ！
設定場所にむかっとるんですわ！」

「ケキョケキョ〜〜！！」
（あ〜！あれが『たらい』というものなんでしょうか〜？
ドキドキドキドキ・・）

「ホ〜ホ〜〜♪」

ポッピーはひたすらに大はしゃぎで飛び回っていたとか・・・



「ああっ！ここですわ〜〜！！
ほれ、見んちゃいな！
大きいたらい風呂にちっこいめの洗面器風呂、
おわん風呂に　浅めの足湯専用風呂も！！ひゃ〜〜♪」

「ケキョケキョ〜〜！！」
（わ〜〜！お湯で〜す！いっぱいありま〜す！！
ドキドキドキドキ〜〜！！）

【143】足湯どころか、浸かりまくり？

ささおとうめおはアヒルちゃんとも初対面です。

「ふふふ。この子はアヒルちゃん。
ペンちゃんのお風呂の友としても大活躍の子たちなんよね〜。
ポッピーは知っとるけどうめおとささおは初めてよねえ〜〜。」

「ケキョケキョ〜〜。」
（こういうお方とよく似た水鳥さんを日本庭園のお池で
見たことがあります〜〜。）

「んまあ！物知りやないの！ふふふ。
そうよね〜。アヒルちゃんはその親戚みたいな感じよね〜。」




「さ。じゃ、さっそく足の疲れや汚れを湯で・・・
ん？
あ！本ホケキョたち！！」




足湯どころか
すっかり湯に浸かりまくっとるやないの！！

「ホケキョ〜〜〜・・・」（ん〜〜湯は最高です〜〜・・・）

【144】若ホケキョもどっぷりと

人気の本ホケキョは温泉のお宿からも呼ばれてお仕事をすることもたるため
『湯』の楽しさを知っているようです。

「ホケキョ〜〜・・」
（う〜〜ん。ペンちゃんのお庭なら安心なんで〜
こうやってぐた〜〜っと湯に浸かっていられます〜〜）

「ホ〜〜〜！！ケキョケキョ〜〜♪」
（わ〜〜！！どぼ〜んと湯に浸かるのは初めてで〜す！！）

「ケッ・・・ケキョケキョ！！」
（これ、ポッピー、そんなに湯を飛ばしてからに〜！
もう・・・まだデビューしたばっかりの若ホケキョのくせに湯なんて〜〜
ドくそ生意気な！）

ポッピーは前にペンちゃん庭で足湯を経験しましたが・・・
どっぷり湯に浸かるのははじめてで大はしゃぎだったりして。

「ほらほら〜ささおもうめおも、ペンちゃん庭は安全な場所やよってに〜〜
湯に浸かってリラックスしんちゃい！ポッピー、あんたは暴れすぎやないの！
ふふふふ！」



「ケキョケキョ〜〜♪」
（う〜ん。おにいちゃ〜ん。いい湯で〜す♪）

「ホケキョッ！！」
（そうそう、ポッピー、そうやっておとなしく浸かってなさい！
これこれ、くっつきすぎですよ！も〜〜。）



ポッピー、
やっぱりホッピーがお兄さんホケキョになってくれて
うれしいんやね。ふふふ。

ああやって甘えてからに・・・。

そしてホッピーも
甘えんぼうでうるさい弟ホケキョのことが
とてもかわいいようです。

【145】湯は大混乱！？

「さてと・・・じゃ、ペンちゃんも湯に浸かりましょうか・・・
・・・・んあ〜〜〜。」

「ホッ！」
（あ！ペンちゃんも湯に！）

ケキョ！
（あ！黄色いお方と一緒に！）

ケキョケキョ！！　ホ〜ホ〜！！



「ケキョケキョ〜〜〜♪」
（あ〜〜。ボクもペンちゃんと一緒の湯がいいです〜〜♪）

「ホケキョ〜〜！！」
（ああ！ペンちゃん！ボクもです〜〜！！）

「ケキョケキョ〜〜！！」
（ああ！ポッピー！！一人だけ！！ずるいです！）

「ぎゃあ！！みんな！暴れちゃイカンよ〜！！」
ぎゃあ〜〜！！騒いじゃイカンよ〜〜！！ひゃ〜〜！！




「あ！あ！旅回りの露天たらい風呂屋さん！！
いいところに！！
湯、湯が混みあっていてえらいことになっとりますの！！
もっと大きいお風呂はありませんの〜〜！？」


「只今特大たらい風呂、入荷いたしました。」


・・・即、解決　だとか・・・

【146】むぎゅむぎゅの湯

「ひゃ〜〜！みんなで入れた〜〜！」

ザッバ〜〜！！

「ケキョケキョ〜〜♪」
「ホケキョ〜〜♪」

「ちょっと〜みんなくっつきすぎやないの〜！」

特大たらい、むぎゅむぎゅに大盛況なのどした〜。

【147】本日はすべて『クリームのせサービス』

「ん〜？露天風呂でお飲み物メニュー？
う〜む・・・
旅回りの露天たらい風呂屋さん、
なかなかお商売が手広いどす〜。
あ。ちょっと若ホケキョたち〜読んであげるよってに〜
そんなにむぎゅむぎゅに押し寄せないで〜。くくく。
う〜ん。
クリームソーダに・・・オレンジジュースのクリーム乗せ・・」


「ほほほ。露天たらい風呂のご利用のお客様は
だいたい小うるさいお方が多いのですのよ〜〜。
本日はすべての飲み物にクリームを乗せておりますのよ〜。
ほほほほ。」

「そうよね〜。クリームは乗っているほうがいいのよね〜〜。」

「ホケキョ〜〜♪」




「みなさん、ご注文のお飲み物は行き渡っとるでしょうか〜？

各お風呂にわかれてのんびりいただいてちょうだい〜。
ん〜？
うめおの飲んでる白いのはミルク？
あ、バナナジュースのアイスクリーム添えね。
ふふふ。湯でのんびりお飲み物をいただくのは〜
ええものよね〜〜。」

「ホケキョ〜〜♪」(最高で〜す♪）

【148】ペンちゃん庭の湯が一番です〜

「んあ〜〜。ええ湯やったよねえ〜〜。

ホッピーたちは有名なお宿にお仕事に行った時とかに
湯に入ったりするんでしょうけれど〜〜
ペンちゃん庭の湯もなかなかやったでしょ〜？？」

「ホケキョ〜〜♪」
（ペンちゃん庭のほうが安全でリラックスできま〜す！
ここの湯が一番で〜す♪）

「ふふふ。そ！ペンちゃん庭ではな〜んにも心配いらんよってに〜。
あ。ちょっと、ポッピー、
あんた、うまいことタオルの上に乗ってきてからに！」

「ケキョケキョ〜〜♪」




「ひゃ〜！もう！

ポッピーがタオルに乗ってきたんで
ささおとうめおも乗ってきたやないの〜！
ぎゃ！
ペンちゃんにくっついてからに〜♪
もう〜♪　
困った子たちよね〜〜。」

【149】おしゃれに目ざとい小鳥だとか

湯でさっぱりしたペンちゃんと
ホケキョたち、
ちっこい雪だるまさんのところにもどってきましたが・・・

「ケキョ！？ケキョケキョ〜〜！」
（あれ？白いお方、さっきと衣装がちがいます〜！）





「ケキョケキョ〜〜！」
（もしかしていっぱい衣装をもってらっしゃるのでしょうか〜〜？）

「んまあ！！
今日はやけにおしゃれに目ざとい小鳥さんたちが
あつまっているようですわね〜♪くくくく・・・」

「ホケキョ〜〜♪」
（お歌がうまくて　かしこくて
美しさにも敏感なのがホケキョの者の特徴です〜〜♪）

【150】ちっこい衣装屋開店！？

「ふふふ。ペンちゃん家にいるとどうしてもおしゃれになってしまうのよ〜。」

あ！　ああっ！！




あの、チンと座っとられるのは
旅回りのちっこい衣装屋さんよ！！

この辺でお店を出したっていうウワサは本当だったんですわ！！

「ホケキョ〜〜！！」




「いらっしゃいませちっこいお客様！
ささ、お箱の中の衣装をじっくりご覧くださいませ〜♪
お好きなものをお試しくださいませ〜。ほほほほ。」

「う〜ん、このお店はちっこい者用の
スカーフやよだれかけが充実しておるようですわ〜。
ふふ。ふふふふ。」

「ホ！ケキョケキョ！！」
（ああ！なんか、いっぱいあります〜！ドキドキドキドキ・・・）

【151】ちっこい者のおしゃれご解説

ちっこい者のファッションに興味津々のホケキョたち。

「まずはちょこっとお試しに・・・
ちっこい雪だるまさんのおしゃれスタイルを見ていただきましょう。
ほら、このようなバラのお花付きのスカーフなんかも
あったりするんよね〜〜。
ふふ。おしゃれでしょ〜？」

「ホ〜ホ〜」
（う〜ん。いいかんじです〜〜おしゃれです〜〜）



続いてペンちゃんもおしゃれスタイルをご披露。

「で、ペンちゃんもスカーフを巻いてみたりして！
ふふふ！しかも
ペンちゃんとちっこい雪だるまさんのお揃えだったりして！」

「ホ〜〜」
（ああ・・・ステキです〜！お似合いです〜〜♪）

「ふふふ。そ！似合っちゃってたりするんよね〜〜♪」

「ケキョケキョ〜〜♪」
「ホ〜ホ〜♪」