

「ケキョケキョ〜〜♪」
(お兄ちゃ〜〜ん。よしよしお願いしま〜す♪)
「ケ・・・ケキョケキョ〜〜・・・」
(こ、これこれ。ポッピー・・・)

ホッピー、涙がポロリとこぼれます。
「ケキョ!・・・ケキョケキョ・・・」
(ポッピー・・・もう、この子は!
本当に甘えん坊で・・・よしよし・・・)
「ケキョ〜〜」(う〜〜ん。お兄ちゃ〜〜ん)
今までちっともホッピーにも心を開いていなかったポッピー。
兄ホケキョになってまで
自分をここまで構い続けてくれたホッピーの愛情が
やっとわかったのね・・・


「ぺんちゃ〜〜ん。よしよしとなでなでをおねがいしま〜す」
ペンちゃんは
自分にだけあんなに甘えていたポッピーの姿を
いっぱい思い起こします。

甘え上手のポッピー
ペンちゃんがいなくても
甘えさせてくれるお兄ちゃんができてよかったね・・・
よかった・・・
でも
なぜかペンちゃんも
ポロリと涙がこぼれるのでした。