
実はポッピーはおヒナ時代に
親ホケキョも兄弟ホケキョもいなくなってしまった
とっても寂しい子だったのだとか・・・
なので他のホケキョとうまく仲良く出来なくて
デビューする前に
ペンちゃんと一緒にお遊びしてもらって
楽しく甘えさせてあげたいと
ホッピーは思っていたのでした。
『そうやったんやね!』

あの甘えん坊でかしこくて調子のいいポッピーが
本当は孤独な若ホケキョだったなんて・・・

ホケキョのいる自然の世界の厳しさを
ちらっと垣間見てしまったペンちゃん。
そんなペンちゃんを見てホッピーは
『ケキョケキョ・・・』
(ペンちゃん、泣かないで!
ポッピーの家族はとてもつらいことになったんだけど
ペンちゃんの教室を卒業した生徒たちは全員元気です!
だから悲しまないで!安心して、ペンちゃん!)
そう話してくれました。

そしてホッピーは
ペンちゃんの歌声教室を卒業したらポッピーを
自分の弟ホケキョにしようと思っていると言いました。
心優しいホッピー・・・
ホッピーのためにもポッピーをもう一日、このお庭で
たっぷり楽しく甘えさせてあげよう、
そして立派に歌えるホケキョにして卒業させてあげなくちゃ、と
心に誓うペンちゃんなのでした。