2021年07月01日

㉟あれ?一人足りなくな〜い??

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ホッピーたちがまたやって来てくれたことが
嬉しくてならないペンちゃん。

さっそく歓迎の宴の席をお母ちゃんにご用意してもらいました。

「みんな疲れたでしょ〜?飛ぶのって疲れるよね〜?
ささ。食べんちゃい。食べんちゃい。ふふふ♪
・・・あれ?確か、4人で飛んでこなかった?一人足りなくな〜い?」

「ケキョケキョ・・・・」

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ちょこっとテーブルから離れた木の枝に
幼い頃のホッピーによく似た若ホケキョが一人・・・

この子が これからぺンちゃんと深く関わりを持つ若ホケキョ

・・・ ポッピーだったのです!

2021年07月02日

㊱遠慮深いのかと思ったら

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みんなと一緒にテーブルに着かなかったあの子・・・
もしかして
ちょっぴり恥ずかしがりやさんのかしらと思ったら・・・

「ひっ!た、食べとる!」

先輩ホケキョに遠慮なくガスガスたべていたりして・・・


「ケキョケキョ・・・」(あの〜〜ペンちゃん、お話が・・・)
ホッピーがこっそりペンちゃんに相談したいことがあるそうです。

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いつも3人ほどの若ホケキョの教育をお願いをしているところ、

今年はあの子一人だけを特別授業で受け持ってもらえないか・・・
とのこと。

「そういえばいつももっと若ホケキョをたくさん連れてくるのに
おかしいなとは思ってたんよね・・・」

・・・ちょこっとワケがありそうです。

2021年07月03日

㊲ちょこっと個性的すぎて・・・

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ホッピーのお話によると・・・

若ホケキョにとってはペンちゃんの歌声教室は
人気があり過ぎて希望者が多すぎるため、ホッピーも代わりに歌声指導を
がんばっているとか・・・

でも全然ほかの若ホケキョたちになじまずに
授業中に居眠りしたりひとりで自由にしている子がいて

その子だけはほかの若ホケキョたちには内緒で
なんとかペンちゃん直々に教育していただけないか・・・
ということなのでした。

「んまあ!それがあの子なんやね!まかしんちゃい!」

「ホ〜ホ〜〜」(ペンちゃん、ご協力お願いいたします・・・)


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こうして
【特別にペンちゃん直々の指導が必要な手ごわい生徒】の
若ホケキョ、ポッピーだけがお庭に残って
ペンちゃんの授業を受けることになりました。

ホッピーたちはここに来れなかったほかの若ホケキョの
待つお仕事場に向かいました。

夕方、またこの子を迎えに来るとのことでした。

「いってらっしゃい!また夕方、待っとるよ〜〜!!」

2021年07月04日

㊳実はお名前がなかった

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ホッピーたちがお仕事に向かった後

いよいよペンちゃんのマンツーマン歌声レッスンが・・・・


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と思いきや

「ケキョケキョ」(ペンちゃん、ボクにお名前をつけてくださ〜い♪
お名前がなかったらペンちゃんも授業がやりにくいと思って〜〜♪)

なんて言い出したりして。

「んまあ!たしかにそうよねえ!
・・・あんたもしかしたらちょびっとかしこいのと違う?ひゃ!」

この時、なぜかこの子にはまだお名前がなかったのです。

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そしてペンちゃんがこの子に『ポッピー』と名付けました。

名前をつけてもらったポッピーと
名付けたペンちゃんは大喜びの大興奮でした。

2021年07月05日

㊴いきなり【湯】!!

さて、ようやくこれでお歌の授業を・・・
と思いきや

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ポッピーはいきなりお庭の片隅で洗面器にプカプカ浮かぶ
アヒルちゃんが気になったりして。

「ふふ。この子はこの家の子でアヒルちゃんよ。
ペンちゃんのお風呂の友でもあるのよね〜〜。」

「ホ〜ホ〜〜」


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「ふふふ。ペンちゃんは【湯】が好きでね〜温泉なんぞにも行くことも
あるのよね〜〜。」

「ケキョケキョ〜〜」(ペンちゃんが湯に浸かっている姿がみたいです!!)


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なんて・・・
ついついペンちゃんがのってしまいそうなことを言うたりするので

いきなりふたりで【洗面器風呂】タイムになってしまったのでした。

2021年07月06日

㊵プリンも好きだと判明

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ポッピー、生まれて初めての【湯】を楽しんだ後、

アヒルちゃんやお花と並ぶとなかなか【映える】ことが
判明・・・

ポッピーがええ感じにポーズをとるので
思わずみんなで記念撮影大会を楽しんだりして。


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とか言うてるうちにランチタイムに突入。

「ホ〜〜ホ〜〜」(ペンちゃん家のお昼ご飯、超豪華です!!)

「ふふふ。まあね〜〜。お母ちゃんに言うて
ちょっとがんばってもらってるんよね〜〜。」


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「ケキョ!!」(とくにこのおやつが気に入りました〜〜♪)

「んまあ!あんたプリン好きなんやね!ペンちゃんと好みがあうやないの〜!
ふふふ。」

・・・ちっともお歌のレッスンは始まりません・・・

2021年07月07日

㊶張り切りすぎてうとうと

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朝のお早いお時間からポッピーとの洗面器風呂、
記念撮影大会などなど

大はしゃぎのあと

ゆ〜〜ったりとランチ、お茶タイムまで来たところで
・・・・


「ふあ〜〜〜〜!!」

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「ホッ??」

ペンちゃんは 突然のおねむちゃんウェーブに襲われました。

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「ほほほ。ポッピーちゃん、ごめんね。
ペンちゃんは今日は楽しすぎてはりきりすぎたみたいよ。
一緒にちょっとお昼寝いかが〜??」

2021年07月08日

㊷はじめてのおフトン

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こうして

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お庭の片隅でポッピーは生まれて初めておフトンで
おねんねしました。

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2021年07月09日

㊸全く授業はできないまま

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お昼寝から数時間後・・・

「はっ!!え、えらいこっちゃ!ポッピーが寝てしもたから
ペンちゃんもつられて寝てしもた!!
ちょっと、ポッピー!あんた、『ぬ〜〜』とか言うて寝てる場合やないよ!」

・・・・このへんのペンちゃんの記憶はあいまいですが・・・

とにかくもう、お空もうっすらと夕暮れ色です。



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とか何とか言うてるうちに

お迎えのホッピーがやって来ました。

2021年07月10日

㊹ちょっとごまかしたりして

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全くお歌の授業をしなかったとは
ちょっとホッピーには言いにくいペンちゃん。

「ふふふ。おかえりホッピー、お迎えごくろうちゃん。ささ。
暗くなる前にちょっとチョンチョンつついて食べていってよ〜。」

「ケキョケキョ」(ペンちゃん、今日のレッスンはいかがでしたか?
すすみましたでしょうか〜〜?)

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「かなり、進んだんよね!アメリカンドッグも食べんちゃい!
・・・ポッピーには明日ももうちょびっとだけレッスンが必要な感じよね!」

「ホ〜ホ〜〜」(は〜〜い♪明日も来ま〜す)

あせるペンちゃんの横でポッピーはひとりで喜んでいたりして。

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こうして明日もまた(明日こそ)ポッピーのお歌の授業をすることになりました。

「気を付けて帰ってね〜〜!よそ見して木にぶつかっちゃいかんよ〜!」

先輩ホケキョのホッピーに連れられ
若ホケキョのポッピーはご機嫌で帰っていきました。

2021年07月11日

㊺色々教えてあげた

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「う〜ん。今日はちょびっともお歌のお勉強をしなかったこと、
ホッピーにばれたらイカンと思ってあせったどす〜〜。
ホケキョの美しい歌声を待っている人はいっぱいいてるから
ポッピーも一日もお早くデビューさせてあげないと・・・」

「ほほほ。でも今日も色々あの子に教えてあげたじゃないの。」

「うん、洗面器風呂とか〜おフトンでおねんねとか〜〜」

「ほほほ。そうねえ。今日も楽しくていい一日やったやないの、ペンちゃん!」

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そして次の日の朝、

ホッピーとポッピーがやってまりました。

「あ!ポッピー、張り切って今日はホッピーより前を飛んで
いるやないの!」

2021年07月12日

㊻今日はお願いします!?

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若ホケキョたちがあこがれる先輩ホケキョのホッピーを
押しのけ朝ごはんにがっつくポッピー。

「ぎゃ!ポッピー・・・今日も元気そうよねえ。」

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ホッピーのほうからは

「ケキョケキョ・・・ホ〜〜ホケキョ」
(ペンちゃん、今日はお勉強のほうもよろしくお願いします〜)

などと どきっ!ギクっ!とする発言が・・・

「きょ、今日もね、お勉強は任せといてよね!ふふふ。
ホッピーは今日もお仕事いそがしいんでしょ?
ささ。お仕事前にしっかり食べていってよね〜〜。」

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こうしてまたホッピーは夕方迎えに来ます、と言って
お歌のお仕事場に向かいました。

「気を付けてね〜〜!ホッピー!がんばってきて〜!」

2021年07月13日

㊼お空から見えていました

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まるで、きのうはちょび〜〜っともお歌のお勉強はしていなかったことを
すべてお見通しだったかのようなホッピーの発言にドキドキしたペンちゃん。

本日はお早い目にレッスンのご準備にとりかかろうとしたところで

「ケキョケキョ!!」
(ペンちゃん、お庭の向うのほうに何かいっぱい並んでいます!
さっきお空から見えていました!)


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「え?なあに?なんか見つけた?」

「ケキョケキョ〜〜」(こっちで〜〜す♪)

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「ああ!この子たちね!見つけてしもたんやね!
この子たちは全部ペンちゃんの朝顔さんなのよ。ふふふ。
まだまだふたばさんなの〜〜♪」

「ホ〜〜〜」

・・・またしてもちょっぴり脱線の予感です・・・

2021年07月14日

㊽夏にはここに来れないけれど

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「このふたばさんたちはこれからぐんぐん大きくなるのよね〜。」

「ケキョ・・・」(こんなにちっこいのに〜大きくなるんですか〜?)

「んまあ!朝顔さんのお花をしらないんやね?」

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ポッピーたちホケキョの者が町のほうに来るのは春だけ・・・

ちょうど朝顔さんたちが咲き誇る季節にはペンちゃんの庭には
来たことがないのでした。

「そうか〜〜。見せてあげたいよねえ〜〜。」

「ケキョ〜〜」(見たいです〜〜)
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でもそれが叶わないのが【ホケキョの者】のくらしなのです。

・・・ポッピーと朝顔さんのお花いっぱいのお庭で
お遊びで来たなら きっとステキよねえ・・・


こんなことを二人で夢見るのでした。

2021年07月15日

㊾いい感じのランチとデザート

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ふたりで夏の朝顔さんの想像なんぞをしてたわむれているうちに
あっという間にランチタイムになだれ込み!

「きゃ!ハンバーグの上に目玉焼きがのっとる!」

「ケキョケキョ〜〜」(あ!今日もプリンが!きのうよりさらに大きいで〜す!)


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そしていい感じにデザートタイムに・・・

「この抹茶スムージ、いい感じにホケキョカラーよねえ♪」

「ホ〜ホ〜〜」(いい感じで〜す♪)

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「ホッピーたちも今頃お仕事場で
おやつなんぞをいただいてるお時間じゃないの〜?
ホケキョたちはどこに行っても歓迎されとるよってに〜。」

「ケキョ〜・・・」(でもペンちゃん家のおやつが一番いいで〜す♪)

「ふふふ。まあ、ね〜〜♪」

まったりと和やかなお時間が・・・

2021年07月16日

㊿深〜いところからの生還

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「う〜〜ん。しかし〜なかなかいいお茶タイムよねえ・・・」

・・・・すう・・・・

・・・・・・・・・・

「ホッ??」


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・・・・「はっ!!」

「ホッ!?」



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「ちょ、ちょっとポッピー!あんた、また今日もうとうとしとったんやない?
イカンよ!イカンよ!今日こそお歌の練習をせんとイカンのやからして〜!」

「ホオ??」

・・・ペンちゃん、深〜いところからの奇跡の生還であった・・・

2021年07月17日

【51】ついに、ついに授業開始

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「はい。はい。ポッピー、こっち見て。」

え〜〜まずは当校の目標は〜〜
昨今、美しく歌えるホケキョは激減しとる中、
世の中のホケキョ需要は高まるばかり・・・
で、当ペンちゃんの歌声教室では〜〜
え〜〜〜
この問題を解決すべく・・・え〜〜
まあ・・・ま、そういうことで、

はい。ポッピー、ここ見て。

「ホォ?」

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「ペンちゃんに続いてお口を大きく開けて〜〜
ホォ〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・」

「ホ〜〜〜・・・」

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「ホケキョ〜〜〜!!」

「・・・・ケキョ・・・」

やっとのことでお歌の授業は始まりましたが・・・
ポッピー、なかなかそう簡単には上手く歌えません。

2021年07月18日

【52】繰り替え〜〜しの練習の末

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そして何度も何度も繰り返し、繰り返しの発声練習が
続きました。

「はい!ポッピー、もう一度!ホォォォ〜〜〜〜〜〜・・・・・」

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「ホケキョ!!!」

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「はっ!」

ついに!!

2021年07月19日

【53】祝いのアイスクリーム

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「きゃ〜〜!ポッピー!歌えたやないの〜!」

「ホケキョ〜〜!ホ〜〜ホケキョ〜〜♪」


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「ほほほ。おめでとうございます〜!
祝いの3色アイスですわ〜〜♪」

ポッピーがついにお上手に歌えたことに、
みんなで大喜び、なのでした。

2021年07月20日

【54】もしかしてすごい才能が?

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「ちょっとポッピー、あんた結構お早く歌えるようになったやないの〜。
実はホッピーなんて
歌えるようになるまでに結構お時間がかかったんよね〜」

それが今ではあんなに立派な売れっ子ホケキョになってね〜〜♪

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「ホ〜ホ〜〜ホケキョ!」

「え?実は前々から聞き覚えで歌える曲があるですって?
んまあ!あんたってもしかしてすごい才能があるんやないの?
ちょっと歌って見んちゃいよ〜〜。」

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「ホ〜ホ〜ホ〜ホ ホホホホ〜〜♪ホ〜ホホホ〜ホホホホ〜〜♪」

「うにゃ?何やろか?この曲は??う〜〜ん。
良く分からんけどポッピーが歌がかなり歌えることが分かったどす〜。」

お母ちゃんが言うにはポッピーは
「う〜う〜う〜う うううう〜♪おーくせんまん おーくせんまん」という歌を
歌っているに違いない、とのことでした・・・